sanwa アナログマルチテスタ EM7000

FETを利用した、ハイインピーダンスのアナログテスターです。インピーダンスだけを比べれば、デジタルマルチメーターにもっとハイインピーダンスのものがあります。しかし、周波数特性はこちらが圧勝。同価格帯のデジタルマルチメーターは遠く及びません。そして、針式はやはり変化をつかみやすい。デジタルマルチメーターにもバーグラフがあったりしますが、全く別物です。しかも当機は検流計のようにゼロ・センターに設定することもできます。針式のゼロ・センターは最強です。メーターパネルは大型で読みやすい。切り替えスイッチの感触も良い。大電流レンジの時に使用するジャックが、丁度レンジの近くにあって、直感的に解り易く、間違いにくい。この価格で売っているのが信じられないほど、良くできたテスターです。注意点・このテスターは一般のテスターと違って、交流をp-pで計っています。正弦波だろうが、方形波だろうが、とにかくp-p目盛りを読む限り正確です。逆に実効値目盛りは（入力が完全な正弦波であると仮定して）算出した値になっているので、歪波の場合は大きくズレます。たとえば、コンセントの電圧を計ると、普通のテスターは100Ｖを示しているのに、当機は実効値目盛りで92Ｖを指している、といったことがよく起こります。（コンセントに来ている交流の波形が歪んでいるのです。）なので、このテスターを電力関係の保守などには使わない方が良いです。逆にオーディオ回路や弱電回路では最大限に威力を発揮します。とにかく、p-p目盛りは正確、実効値メモリは参考値と思っておけば大丈夫。・針の動きが、普通のテスターに比べるとゆっくり目です。しかし、CX-506のようにオーバーシュートするより遥かに良いと思います。・電気的ゼロ点調整用のつまみが少し小さいです。抵抗のゼロ点調整ＶＲぐらいの大きさがあっても良かったのになとは思います。慣れたら別に気になりませんが。☆電子回路用にこのテスター、電力用に普通のアナログテスター、汎用にデジタルマルチメーターを持っていれば、ほぼコンプリート♪

機器のは満足ですが、テスター棒が片手でお箸にぎりで小さな物を測定するには測定棒のでっぱりが邪魔して測れません。先の方の丸い出っ張りを削って使用してます。無い方がいいと思います？

テスターの裏面とカバーにMADE IN JAPANの文字がありました。ひとつの製品に何か所も強調しなくてもいいと思いますが、メーカーはそれがこの製品の長所だといいたいのかも知れません。正直日本製だということにメリットらしきものは感じていません。ですが特筆すべきは、測定精度の高さでした。安定化電源を使って精度を調べてみましたがレンジを変えても正確です。電源の出力を12VにしてDC600Vレンジで測定しても12Vを指しました。今までは中学生の頃父親に買ってもらった無名メーカーのテスターを後生大事に使用していましたが、こんなに精度が高いテスターがあったんだという事に驚きました。もしかしたらこの製品の精度が高いのではなくこれが普通のことなのではないかとも思いますが、もっと早くに買い替えるべきでした。ストラップがついていましたが取り外しました。電池も抜きました。テスターは案外使用頻度は低いので液漏れしたら困ると思い抜きました。私は電圧しか計りませんから電池は不要です。電池なしでも使用したかったのでアナログテスターを選んだのです。ふたを閉めるとお弁当箱みたいです。丈夫なシェルタイプのフタで持ち運びにはなかなかいいと思います。目盛りのレンジはよく考えられていると思います。よく使う電圧が目盛りの中央付近に来るのが理想的ですが、5V付近を計るときは12Vレンジですし、12Vや13.8Vを計るときは30Vレンジです。良く出来ていると思います。もう一回り小さくして欲しかったかなというのが本音ですが、全体的に満足です。

指針の動きが安定 読みやすい数十年まえからのスタンダード機種初めての方 特におすすめデジタルより慣れれば使いやすいアナログは直感的に故障診断しやすいです

コンパクトで使いやすく値段は高い

何十年もSANWAのテスターを使っていましたが、金属の外装も錆が目立ち交換時期と思い同じSANWAを購入。長年使用してSANWAの信頼性も高く、今様のボタン電池も測れるなど進歩も見られ、満足できるモデルでした。。

ラジオ制作のために、零点数MAの測定必要ですが、適切な範囲がなくて、使いにくい。

当方30数年 球管式パワー等制作しております。アナログテスター、シンクロは必需品ですねデジタルはバイク等機械ものに使用しております