CB American Gourmet Smoker Blk

日本では中々入手が困難なオフセットスモーカー。本格的なテキサス式のBBQをやるなら必須アイテムと言っても良いが、この製品は、「辛うじて使える」というレベルで、正直、お勧めはしません。性能などだけで言えば☆１つですが、そもそも代替品がほとんど入手できない事を考慮しておもいっきり頑張って☆２です。本国では$100しないぐらいのオモチャで、１シーズンもてば良いという程度のもの。鉄板が非常に薄く、ペラペラです。サビに弱く長持ちしないのはもちろんですが、鉄板が薄いという事はピットの温度が安定しません。完全にその時々の火力に依存しますので、火の取り扱いに難儀します。また、ファイヤーボックスが非常に小さく、ピット本体も小さいため、何をどう頑張っても、炎が本体側に流れいき、食材が簡単に直火で焼けて焦げてしまいます。（米国の一般的なオフセットスモーカーは、この製品のピット本体よりも大きいファイヤーボックスがついてます。）豆炭／チャコール「だけ」使えば炎は起きませんが、前述の通り、鉄板が薄くファイヤーボックスも小さいため、チャコール「だけ」では十分に温度が上がりません。どうしてもナラ材（オーク）などの薪を燃す必要がありますが、そうなると今度は炎がピットに入ってしまうということです。（ホームセンターで売ってる標準35cmの薪を半分の長さに切って、さらに細かく斧で割って適正サイズにしてますが、それでも。）結局、ピット側のグレートに厚手のアルミホイルを何重かに重ねて、ピットの1/3ぐらいの地点まで被せてやっとなんとかギリギリいけるかな、という感じです。また、直径が小さいため、リブラック（スペアリブ）を２枚載せるには微妙に奥行きが足りず、少し重なる感じで載せるしかないです。それか、諦めて、リブは１本しか入らない極小サイズだと諦めるしか。。。やはりこの手のオフセットスモーカーはもっと板厚があって、大きさもないと、コントロールが非常に困難です。慣れと工夫で「それなり」のものまではできますが、そこまですることを考えると、オフセットではないけど、素直にWeberとか垂直型スモーカーとかの方が良かったかなぁ、なんて思ってます。（他にも垂直型、ドラム缶など所有してますが、難点は後からウォーターパンを入れたりとかオフセットなら簡単にできることができない点ですね。）大事に使いながらも、２シーズン使い終わってそろそろファイヤーボックスの錆で穴が開きそうなので、穴が空いたら、何か違うものの購入を検討します。元が取れたかは。。。。 微妙ですね。