Intellectual Property Rights, External Effects and Anti-Trust Law: Leveraging IPRs in the Communications Industry
A**様
知的財産法と競争法が切り結ぶ最新の事例・理論がよくまとめられた本です
知的財産法を競争法とパラレルな文脈で捉える視角は、日本も含め、随分広まってきたように思われます。ですが、その限界に関しての厳密な議論は、欧米でもようやく厚みのあるものが出始めた段階です。この本もまたそのひとつの例として挙げられるでしょう。著者は、コミュニケーション産業と定義した、テレコム・メディア・情報産業にスポットライトをあて、外部性に着目しつつ、権利のfragmentation化など、3Gライセンスでも注目を集めた具体的ケースを引きながら、議論を進め、いくつかの提言を行っています。
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