LES MIRACLES DU BAZAR NAMIYA (VO JAPONAIS)
い**ん
面白いです。賛否両論でしたが。
ナミヤ雑貨店に入り込んだ三人の若者が中心になって話が展開していくが、、それぞれの話が、一つの物語で成り立っている。養護施設で結びついていることが、最後に読者にわからせていくことは、作者の構成の巧みさをうかがわせます。この作品を、読書会で扱いました。平均年齢七十代半ば、スマホ知らない、パソコン知らない、インターネットはやったことない人たちばかり。過去と現在の行ったり来たりがどうもわからないようで、全体に不評でした。三人の若者が生まれてもいないバブル経済期とそのあとのことをわかるわけがない、おかしいというのです。、この作品を提案して、報告した私。なんでこんな作品を取り上げたんだ、この本は、終活にちょうどいいから捨てますなんて、強硬意見。ちんぷんかんぷんの内容だし、よくわからないねというばかり。かなりお年の人たちには理解できないとわかりました。提案した私はがっかりしましたが、筆者の幅広い作品を、今後も読もうとひそかに思ってます。
ス**ー
実は複雑な、人物相関関係
読み始めたときは、ナミヤ雑貨店を舞台にした異なるエピソードを集めた短編集のようなものかと思ったら、それぞれの事件や登場人物がどこかでつながっていく複雑な構成になっているのですね。登場人物も多いし、真面目にというとおかしいですが真剣に読み進めないと、登場人物間の繋がりとかが分からなくなりそうです。登場人物の名前とかをメモしながら読むといいのかもしれません。なかなか読みごたえのある小説でした。
ム**ン
タイムスリップからストーリースリップしている
どんどん読み進めたが何の落ちもなかった。タイムスリップという本筋から滑らせておしまい。3人を非行から善良に転じさせてハピーエンドを与えようとしているだけであって胡麻化しそのもの。ほかにも疑問がいっぱい残るストーリー。最初に不思議をかかげ食いつかせ最後まで引っ張ってきてこれなのか。こんなんしてたらあかんで東野くん。あとの失望のほうが大きい。悩みの相談というがそれは忍び込んだ不良のええ加減な返事ばかりで成り立っているのもおかしい。彼らが過去に行って返事をするなら爺さんが返事できるやろう。論理が破綻。話が複雑なので年、出来事をメモしながら読んだが何の役にも立たなかった。立ち読みさせて売りたい見かけだけの商品。
ほ**の
ミステリーというよりファンタジー
東野圭吾は乱歩賞とった人なので、書店でちょくちょく見かけていて、気になっていたのですが、ミステリーをあまり読まないので敬遠していました。ミステリーなので、ナミヤ雑貨の悩み相談が時を超えて届く仕組みにトリックがあるのかと思ったのですが、全然違いましたね。ただの悩み相談ではなく、相談した人や相談に乗った三人が、過去と現在で交わっていくのが面白いです。交わる三人のヒューマンドラマも感動できましたし満足の一冊です。しかし、ミステリーというより、過去と現在が繋がるあたりが、ファンタジーよりな作風になっていて、ヒューマンドラマで面白くしている印象を受ける作品でした。東野圭吾は、もっと伏線とかを駆使した作品がメインと聞いていたので、もっと良い作品がないか続けて他の作品も読んでみます。
R**A
ホッコリ出来ました。
毎日寝る前に少しずつ読みました。32年前と今現在…当時の切実な悩みを不良3人がそれらの悩みに向き合い、時にばっさり斬り捨てるのですが、結果その人にとって良い方向へ進んでいく。最後は皆が幸せを手に入れ、不良3人組もナミヤ雑貨店に侵入した事により、今まで人の為に何かをした事がなかった自分等が、人の為になったんだと気付く。途中不思議な感じで読んでいましたが、クライマックスに近づいていくに従い、関係性の繋がりが解っていきますね。 東野さんらしい構成だなと思いました。とっても素晴らしい作品でした。読み終えた時、心がホッコリ出来ました。まだ映画も観た事が無いので映画も観てみたいです。
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1 week ago
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