Kotobukiya1/72 EPZ-003 Great Saber Marking Plus Ver. ZOIDS Zoids HMM [ZD135]

昔のゾイドを組むような感覚で組み立てると痛い目をみます。完全してもパーツは組んでもボロボロ落ちるわ、外れやすいわでイライラすることが多々ありました。特に前足の付け根のシリンダーは足を開きすぎるとすぐ抜けてしまいます。（シールドライガーも同じ）だだ、いざ完全してみると苦労した分満足感も高いです。中型、小型ゾイドと並べてみるとその大型ゾイドとしての大きさが実感できます。特にバリエーション機のグレートサーベルなのでなおさらその存在感を実感することができます。メイン武器のソリッドライフルと８連想ミサイルポッド、大型ウイングのバランサーも存在感を際立たせます。

Box was not factory sealed. I don't have time to build the kit. So don't know if all the parts are there, therefore I'm giving a neutral 3-star review.Update: Following Amazon CS request to check the goods. I took a look inside one of the kits and it is indeed a returned product. Therefore, updating the review to 1-star.

ガンプラのRGモデルなども作れるようになってきた小学4年の息子がYoutubeのプラモデル紹介動画を見て次にこれが作りたい、と言ってきたので買い与えました。届いてまずその箱の大きさに圧倒され、開けてみてパーツ数の多さにすっかり怯んでしまいました。対象年齢15歳以上とありますので確認せずに与えた私が完全に悪いので、腰を据えて大人である私が一緒に作ってやろう、と取り組んだのですが、非常に苦労しました。ゾイドは幼稚園以下の子供にも大変人気のあるシリーズで、電池駆動で動くおもちゃは繊細なデザインの反面小さい子供でも作りやすく、手に持って激しく遊んでも壊れないようにしっかりした強度を持っています。この商品はプラモデルなので手に持って遊ぶという使い方はもちろん想定されていませんが、飾ることを前提にポーズを変える際に求められる最低限の強度も満たしてないように思います。爪と牙が下手に触ると怪我をするぐらい硬くて尖っています。ガンダムのツノのように尖らせたい人は自分で削ってね、という仕様ではなく、これは凶器だ、子供向けじゃないんだぞと脅しをかけてくるような迫力があります。パーツ数の多さはゾイドの格好良さの最大のポイントである複雑な魅力の表現に寄与しています。プロポーションや各パーツの精度なども申し分ありません。バイクのエンジンのようで非常に格好いいです。個々のパーツを組むのはさほど難しくありませんが、組み上げていくうちになぜこんな不安定で強度が出ない構造になっているのか、と頭をひねることが多くあります。例を挙げますと、膝と肘関節のカバー部分です。関節の可動部に円形のカバーをつけ、中央にゾイドのシンボルであるポリキャップを取り付けます。通常、ここを可動させるなら中央を支点に回転させると思います。しかし、このキットでは4本の足の内側と外側、計8箇所全てなのですが、円形のカバーの外周部分に2箇所の小さな突起があり、この片方の突起を支点として、もう片方の突起が動くようになっています。2ミリ程度の小さな突起を軸として回転させること自体正気の沙汰ではありませんが、関節の構造上も、ギミックとしてもここを回転させる意味が全くありません。可動域に沿って弧を描いた溝が掘ってあるので意図的な可動部分であることは間違いないのですが、製作者の意図が全く読めません。結果として、すぐにカバーが外れてしまい、付け直すたびに上記の不条理にイライラしてくるので、アロンアルファで可動しないように固めました。このような仕様は他にもたくさんあります。前足の脛部分が無駄にパカパカするギミックはその際たるものです。動物の前足の構造としてもおかしいし、機械としてもその構造ではとても体重を支え荒野を駆けることなどできません。結果、前足に体重が乗るようなポーズをさせると自重を支えきれず無様にもくずおれてしまいます。息子曰く、「前足のパカパカが一番カッコ悪いよね」最もストレスがたまったのは上半身と下半身をつなぐ背骨のジョイントです。そもそも一番荷重がかかる部位であるにも関わらずあまりにも浅く、構造上無駄な装飾のせいでカッチリはまりません。上半身か下半身を持って動かそうとするとすぐにスッポリ抜け、入り組んだチューブを組み直して慎重にハメ直してもすぐに抜け、ということを繰り返してストレスになります。出来上がったモデルの形としてのかっこよさに文句はありません。しかしプラモデルの命とも言える構造のあまりの不合理さが作りながら身にしみてしまい、とても好きになることはできません。思えば、ガンダムを作っているBANDAIのプラモデルは作りやすさ、強度、合理的構造などあまりにも洗練されていました。企業規模の違い、試行錯誤の経験値の差がこのような部分に出ているのでしょう。

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組み立てと結構大きいので迫力があります。つや消し、一部メタル系で塗装したので非常にカッコ良く仕上がっています。ポーズも決めやすいです。